先日、自分の子どもに少しでもマナーと礼儀を身につけてほしいという気持ちでこちらの本を購入しました。
子どもって本当に、育てるのが大変なものだと思います。
特にマナーや礼儀に関しては、口をまさに「すっぱくして」言うのですが思ったとおりの効果を短期間で上げるのは難しいもの。
もちろんこれはお子さんの性格やタイプにもよるのですが、我が子のようにたまたまうるさい子どもに恵まれてしまうと(笑)言おうが頼もうが祈ろうが、親が言ったことがなかなか身につかないという残念な結果になりがちです。
現に我が家では、マナーや礼儀に関して決して甘い顔はしていないはずなのですが、毎日、毎日同じことを言うような状況で……
親も疲れる、子どもも反発
礼儀やマナーといったものに関しては、「このまま大人になったら、かわいい我が子が絶対に困る!」という確信から親はうるさく言うものです。
しかし、私自身親としてわかっているのですが、うるさく言い過ぎるのは実はあまり良くありません。
さんざん言い過ぎて親が疲れた挙げ句に、子どもの反発心を煽ってオシマイ……
おまけに、子どものほうは言われることに慣れてしまい、言葉がそのうち耳に入らなくなる可能性も。
マナーにうるさいとか、口うるさいというのは、結構な諸刃の剣なんですよね……。
かといって、言わないわけにもいかないし……。
本なら受け入れが素直に
言われ慣れた子どもこそ、反発心からおろそかにしがちなマナー。
しかし、相手が本だと反応がひと味違うようです。
それはおそらく、マナーを守っていないのが自分なのか、本の中の登場人物なのか、という違いもあるでしょう。
マナー違反のみっともなさを客観的に体感
自分がマナー違反をしているときは、「こんなの恥ずかしくなんかないモン! 当たり前だモン!」と言い訳したり、開き直りたくなるものごとも、本の中で登場人物がやっているとなると、自分はやっていないわけですから、遠慮無く「うっわー、みっともなーい」と感じることができます。
正に、「自分のことは棚に上げて……」ってやつなのですが、もうこの際それはおいといて!
……は、ダメかもしれないけど
でも、いずれきっと、突然フラッシュバックすることがあると思うんですね。
自分の行動と、本の登場人物の行動とが重なったり。
他人の行動と重なったり。
それで、子どもの中で、「あ、ヤバイ」……って、なることが。
親に言われるだけでなく、子どもが「自分で気付く」こと。
それはきっと、とても大切なことだと思うんです。
マンガで読みやすく!
マナーの本は、大人なら活字だけでなんとかなるかもしれませんが、何しろ相手は子ども……ということで、マンガはとても読みやすく、普通に「面白い読み物」として繰り返し読んでいる様子です。
私はどちらかというとマンガよりも活字支持者で、そんな私に育てられた子どもも活字好きなのですが、これらのマンガを与えることで活字から離れたりするわけではないみたい。
なので、「マンガはちょっと……」という尻込みは特に必要ないかなと思います。
お子さんのマナーに「うーん、そろそろ言い飽きてきたし、言っても効果がなくなってきたな……」と思ったら。
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※大人には……(笑)